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お正月が終わり、慌ただしく授業や仕事が始まる中、小中学校・高等学校では静かに卒業式の準備が始められます。そんな中、卒業する三年生のために何かできないのか?
ということで各学校にて開催されるイベントがご存じ「3年生を送る会」(三送会)です。
昔から「三年生を送る会」で映画上映会(映画観賞会)などが行われてきました。
今回は、「三年生を送る会」にて映画上映会を行うにあたっての注意事項と、おすすめ作品をご紹介させて頂きます。
この時期、「三年生を送る会」で映画を上映するにあたり、たくさんのご相談を頂きます。
その中でもっとも多いお問合せの一つに
「著作権について」のご相談がございます。
「市販/レンタルのDVDを無断で使用してよいのでしょうか?」という類のご質問ですね。
さて、この質問に対する弊社の解答は・・
「使用することはできません。権利者の許可を取りましょう。」
となります。
①著作権法には、学業に関係することであれば許可を取る必要はない・・というような記載があるようです。
そのため、簡単に「DVD買ったんだから流してもいいだろう」と判断され、これが後々問題となるわけです。
前提として、この学業という部分での映像使用はあくまでも授業内で生徒に見せる一部の資料的な映像や絵などを想定しております。
そのため、文化祭やホール、体育館を使い、みんなで映画をみて思い出を残しましょう・・という不特定多数での映画上映権利は、残念ながらコレに該当いたしません。
②また、市販されているDVD、レンタル店で借りられるDVDを借りたことのある方であればご存じだと思います。DVDを再生すると冒頭に
「個人が家庭内において視聴する目的」とでてくると思います。
まさにこの通りなんですね。
このDVDは個人が家庭内で映画を視聴するために作られたDVD=それ以外の目的で映像を使用することが認められていないDVDという意味となります。
そのため、それ以外(家庭内視聴)で映画を視聴(使用)するためには、このDVD(映像)の権利元に許可をもらう必要があるわけです。
権利元って?
それはね、是非弊社へご相談ください。
次に多い質問がこちらの「どんな作品を流せばよいのか」というご相談です。
簡単に申しますと、何をみんなで観ましょうか、ということですね。
様々な学校での映画上映会実績をみると大きく2つに分かれるようです。
① エンタメ系(オモシロ系)
② テーマ学習系(マジメ系)
エンタメ系で多いのは、その年話題となった誰が見ても「楽しい映画」が選ばれます。
純粋にみんなで映画を観て、楽しい思い出を残しましょう!ということになります。
近年は特に「アニメーション映画」が好まれ、
例えば:
・ミニオンズ
・SING
・ペット
など
(C) 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
実写では、
・トップガンマーヴェリック
・ファンタスティック・ビーストシリーズ
・ジュラシックワールド
・バックトゥザフューチャー
など
こちらはその時勢に合わせて作品選定をされることが多いです。
最近では「SDGs」や「LGBTQ」などの関係作品、「戦争/平和」「環境問題」などの作品は毎年必ず好まれます。
目的としては、見終わった後「感想文」を書いたり、「意見交換会」をしたりと、生徒の皆さんに「何か感じてほしい」と一工夫がございます。
例えば:
・余命10年
・コーダ あいのうた
・ブレッドウィナー
・そして、バトンは渡された
【5つのポイント】
映画好きの先生であれば、生徒さんと一緒にみたい映画はたくさんあると思います。
ただ、「好きな映画」という理由だけではいけませんね。
映画作品を決める前に、とても重要なポイントが5つございます。
Ⅰ:テーマを明確にする
Ⅱ:映画の時間
Ⅲ:過度のアクションシーン、ベッドシーンなどの有無を確認する
Ⅳ:ハッピーエンドかどうか
Ⅴ:そもそも、候補作品を先生方が必ず事前視聴する
このようなことを踏まえ、 是非、弊社の「映画上映会」スタッフへご相談ください。 弊社から権利元へ、正式に上映権利の許諾を取り、皆様に合うオススメ作品をご紹介させていただきます。 お気軽にお問合せください。
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