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10月から11月にかけては「ピンクリボン月間」として、乳がんをはじめとするがん検診啓発の取り組みが全国で活発に行われます。
行政や社会福祉協議会、公民館などでも、がん検診の受診率向上を目的にさまざまなイベントが企画されています。
その中で、映画上映会を通じた啓蒙活動が静かに広がっています。
映画には、人の心に直接届く力があります。
専門的な講演よりも、登場人物の生き方や葛藤を通して「検診の大切さ」や「いのちへの向き合い方」を自然に伝えることができます。
また、DVD上映会として実施すれば、大きな設備投資をせずに、公民館や地域センターなどの公共施設でも気軽に開催できるのが魅力です。
映画自主上映会の特徴は、鑑賞を通して参加者の間に「感情の共有」が生まれる点です。
難しいテーマでも、作品が橋渡し役となり、前向きな意見交換や共感が自然に生まれます。
がん検診をテーマにした映画上映会は、まさにその効果が期待できるイベントといえるでしょう。
行政主催のイベントでは、著作権に配慮した上映会用DVDを使用することが必須です。
映画レンタル上映に対応した作品を選べば、安心して上映できます。
IPIでは、人権センター、男女参画センターや社会福祉協議会などでの非営利目的の上映会にも対応したライセンス作品を多数取り扱っています。
ここでは、ピンクリボン月間に特におすすめしたい作品をご紹介します。
いずれも、がんというテーマを真正面から描きながらも、観る人に「生きる力」や「家族の絆」を伝えてくれる感動作です。
【テーマ】末期がん(母親の愛)
【あらすじ】
余命宣告を受けた母・双葉が、残された時間を使って家族を再生させようと奔走する物語。家庭内の問題や親子の絆を深く描いた感動作で、日本アカデミー賞でも高く評価されました。
涙を誘うストーリーでありながら、前向きなメッセージが込められており、ファミリー映画会や高齢者向け上映会でも人気の高い作品です。
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
若くして子宮頸がんを患った女性医師が、自身の経験をもとに「検診の大切さ」を伝える活動に挑む姿を描く実話ベースのヒューマンストーリー。
女性特有の病気を扱いながらも、命の尊厳と医療従事者の想いを伝える構成で、女性映画会や医療啓発イベントにぴったりの一本です。
© 「ミセス インガを知っていますか」製作委員会
がんを扱う作品は、内容が重く感じられる場合もあります。
上映後には、感想共有会や意見交換会を設けることで、参加者同士の心の整理や理解が深まります。司会者を置いて話しやすい雰囲気をつくるのがおすすめです。
暗くしすぎると移動時に危険なこともあるため、足元照明を設けましょう。
館内温度にも配慮し、寒すぎない環境で実施します。
男女参画センター、人権センター、公民館などへのチラシ配布が効果的です。近年はSNSを活用した広報も増えていますが、掲示板や地域広報誌が有効です。開催時間は午前〜昼の時間帯が人気です。
近年、地域での映画上映会は多様化しています。
親子映画会、女性映画会、人権映画上映会など、テーマを持った上映会が増加。特にDVD上映会は、少人数規模でも実施しやすいことから、公共施設での利用が増えています。
ピンクリボンをきっかけにした映画鑑賞会は、単なるエンターテインメントではなく、「いのちを考える場」としての役割を果たします。
がん検診の受診促進を目的に、感動を共有する時間を地域でつくること。それが、地域住民の健康意識を高め、温かなつながりを生む第一歩です。
映画上映会の開催や、上映用DVDのライセンスに関するご相談は、ぜひ専門会社であるIPIへお問い合わせください。
地域の思いを映画でつなぐ――そんな上映会を、ぜひこの秋に実現してみてください。
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