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みなさん、映画は観ていますでしょうか?
野外での映画上映会は、夏祭りや地域イベント、親子映画会などで人気の高い企画です。開放的な空間で大画面の映画を楽しむ体験は、子どもからシニア世代まで幅広く喜ばれます。
しかし、野外上映会には特有の注意点があり、その中でも最も重要なのが「天候」と「上映権利」に関する問題です。
本記事では、映画上映会を安全かつスムーズに開催するための準備や注意点を、専門家の視点から詳しく解説します。
野外上映会は、屋内のDVD上映会や映画自主上映会と異なり、天候に左右されやすいイベントです。
特に雨や強風は機材やスクリーンに大きな影響を与え、上映そのものが不可能になる場合もあります。
開催日が近づいたら、週間天気予報をこまめに確認しましょう。
前日や当日だけでなく、企画段階から天候を意識することが大切です。予測が変わる可能性もあるため、常に最新情報をチェックする習慣をつけましょう。
映画上映会や自主上映会を開催する場合、商業映画を上映するには必ず「上映権利」が必要です。
これはDVD上映会や自主上映映画でも同じで、個人で購入したDVDをイベントで上映することはできません。
上映用DVDは正規のライセンスを持つ配給会社からレンタルし、「上映会著作権」に関する契約を結ぶ必要があります。
野外上映会で特に注意すべきなのが、上映権利の契約は基本的にキャンセルができないという点です。※権利元によって考え方がバラバラです、随時相談が必要です
雨で中止になっても、事前にご相談がない場合支払いは発生します。これはほとんどの上映会映画レンタルの共通ルールであり、契約後の変更は難しいのが実情です。
雨が予想される場合は、映画メーカーに事前相談し、日程変更の可能性を確認しましょう。ただし、すべてのメーカーが日程変更に応じてくれるわけではなく、対応方針はまちまちです。
たとえば、ある配給会社は半年以内の日程での延期を許可する場合もあれば、別の会社では一切認めないこともあります。
日程変更を行う際、事後報告は認められません。
必ず事前に報告し、了承を得る必要があります。特に土日に上映予定の場合、金曜日の業務時間内に連絡がつかなければならないため、早めに判断しましょう。
企画段階で雨天時の予備日をあらかじめ設定しておくことで、スムーズな日程変更が可能になります。
自治体や会場のスケジュールと合わせて、予備日も押さえておくことが望ましいです。
場合によっては、室内の公民館やホールに切り替える「屋内DVD上映会」の準備をしておくことも有効です。
映写会として形式を変えれば、天候に左右されず開催できます。
プロジェクターや音響機材は雨に弱いため、防水カバーやテントで保護します。また、スクリーンは強風で倒れる可能性があるため、しっかりと固定し、安全管理を徹底しましょう。
特に、親子映画会で注意が必要なことは「風」によるスクリーンの揺れです。
お子様たちが真剣に凝視しているスクリーンが、わずかでも連続で「風」などで揺らぐことが続くと、酔ってしまうことがあります。
わずかな「風」でも注意が必要です。
屋外上映のスクリーンは十分ご注意ください。
環境によっては、揺らぐことのない白い壁などを推奨することもございます。
高齢者向け上映会やファミリー映画会では、足元の安全も考慮する必要があります。
暗い中での移動は危険が伴うため、照明や誘導スタッフを配置しましょう。
公民館・行政担当者のチェックリスト
•上映権利の契約状況
•天候による中止・延期の判断基準
•映画メーカーへの事前連絡体制
•予備日の確保
•機材・会場の安全対策
人権映画上映会や女性映画会、親子映画会など、テーマに応じた作品選びも大切です。
上映権利の条件や上映用DVDの種類も事前に確認しましょう。
野外上映会は、映画鑑賞会や自主上映会とは異なり、天候や会場条件に大きく左右されます。
成功させるためには、上映権利の契約条件を理解し、天候リスクに備えた予備日や屋内会場の確保が欠かせません。
また、上映会著作権に関するルールを守り、メーカーへの事前連絡を徹底することで、トラブルを回避できます。
企画の段階から「天候リスクをどう管理するか」を考えておくことが、地域の皆さんに喜ばれる上映会を実現する第一歩です。
何のイベントをするのかお悩み中の主催者様、「映画はいかがでしょうか?」
作品選定にお悩みのみなさま、是非お気軽に弊社の「映画上映会」スタッフへご相談ください。
弊社から権利元へ、正式に上映権利の許諾を取り、皆様に合うオススメ作品をご紹介させていただきます。
上映会を企画するすべての皆さまが、安心して映画の力を届けられるよう、ぜひご相談ください。
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