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みなさん、映画は観ていますでしょうか?
近年、公民館や地域センター、社会福祉協議会が主催する映画上映会や映画鑑賞会が全国で盛んになっています。ファミリー映画会や親子映画会、さらにはシニア映画会や高齢者向け上映会など、対象を絞った企画も人気です。
一方で、「準備不足」や「上映会著作権の不備」など、ちょっとした見落としから失敗につながるケースも少なくありません。今回は、映画上映会を計画する際によくある「失敗のポイント10選」をご紹介します。
観客層を意識せずに作品を選んでしまうのはよくある失敗です。
子どもが多いのに難解な人権テーマ映画を選んだり、高齢者が中心なのに長尺のアクション映画を選ぶと、参加者の満足度は下がります。上映時間や内容を事前に吟味しましょう。
「1〜2週間で間に合うだろう」と軽く考えると、告知不足や機材不調につながります。映画上映会は最低1ヶ月以上、可能であれば3ヶ月くらいの準備が必要です。
成功の8割は準備で決まると言っても過言ではありません。
会場の空調や椅子の配置、トイレの動線などを軽視すると参加者から不満が出ます。特に夏の暑さや冬の寒さ対策を怠ると「来年は参加しない」という声につながりかねません。救護体制を整えておくことも大切です。
せっかくの企画も、告知が弱ければ人は集まりません。チラシを公民館内に貼るだけでは不十分です。
学校やPTAへの協力依頼、行政掲示板やSNSの活用など、多方面で周知する必要があります。
映画上映の大きな落とし穴が著作権です。
市販のDVDをそのまま流すことはできません。上映用DVD用を利用する必要があります。これを怠ると「映画著作権上映」の違反となり、主催者が責任を問われる可能性があります。
プロジェクターが急に映らない、音が出ない――こんなトラブルは当日よく起こります。予備のケーブルを準備したり、事前にテスト上映を行うことが大切です。
小さなトラブルが会全体の印象を台無しにしてしまいます。
対象に合わない演出や環境設定も失敗の一因です。例えば親子映画会で上映時間を夜遅くに設定してしまう、シニア映画会で音量が小さくて聞き取りにくい、女性映画会でテーマ選定が不適切――などです。参加者の立場を意識することが重要です。
受付や会場案内、機材担当を決めずに当日を迎えると、混乱が起きやすくなります。小規模の自主上映会でも最低限の分担は必要です。運営側がスムーズでないと、参加者の印象も悪くなります。
上映だけで終了してしまうと、せっかくの地域交流の機会が薄れてしまいます。
短時間でも感想共有の時間を設けたり、テーマ映画なら意見交換会を行うと参加者の満足度が高まります。
避難経路の案内がない、緊急時の連絡体制が不十分――これは大きなリスクです。
特に高齢者向け上映会や子どもが多いイベントでは、安全管理が第一です。避難経路の確認やスタッフ配置は必ず行いましょう。
人気が高い反面、告知不足で定員割れすることが多い。
昼間開催は好評だが、音響配慮が不足すると不満が出やすい。
テーマ性は強いが、対象を明確にしないと参加者が集まりにくい。
社会的テーマに敏感な層が多く、作品選びや進行方法に細心の注意が必要。
「参加者目線」を欠いた企画は、せっかくの映画上映会を失敗に導いてしまいます。
映画上映会は、地域の文化活動や交流を促進する大切なイベントです。しかし、準備不足や上映会著作権の不備など、よくある落とし穴に気づかないと失敗につながります。
・作品選びは観客層に合わせる
・最低1ヶ月の準備期間を設ける
・会場環境・安全対策を整える
・正規の上映会映画レンタルや上映用DVDを利用して著作権を守る
・参加者目線で企画する
これらを徹底することで、失敗を防ぎ、地域に愛される上映会を実現できます。
映画上映会の準備や上映権の取得で不安がある場合は、専門的なサポートを行う IPIにご相談ください。正規のルートで安心・安全な上映をサポートし、失敗のない企画づくりをお手伝いします。
何のイベントをするのかお悩み中の主催者様、「映画はいかがでしょうか?」
作品選定にお悩みのみなさま、是非お気軽に弊社の「映画上映会」スタッフへご相談ください。
弊社から権利元へ、正式に上映権利の許諾を取り、皆様に合うオススメ作品をご紹介させていただきます。
上映会を企画するすべての皆さまが、安心して映画の力を届けられるよう、ぜひご相談ください。
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