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みなさん、映画は観ていますでしょうか?
この夏から秋にかけて増えていく映画上映会があります。
それが「人権」をテーマにした映画上映会です。
昔から行われている「人権」をテーマにした映画上映会、逆にこのようなテーマを定期的に話し合うために、映画を観て討論会をする=映画上映会
というものが生まれたと言っても過言ではないと思います。
この現実社会、話し合うべきテーマは本当に溢れております。
そして、それぞれのテーマを人々に伝えるため、
いろいろな「人権映画」も日々制作され続けているわけです。
今回は、そんな「人権映画上映会」を主催するポイントと、おすすめ映画3選を
ご紹介させて頂きます。
是非最後までお付き合いください。
1. 目的とテーマの明確化
2. 映画の選定
3. ゲストスピーカーやパネルディスカッション
4. 会場の選定
5. プロモーションと集客
6. フォローアップ
7. 倫理的配慮
上映会の目的を明確にし、どのような人権問題を取り上げるのかを決定します。テーマを明確にすることで、選ぶ映画や招待するゲストスピーカーを適切に選定できます。
【具体的なテーマ(例)】
●人種差別と平等
人種差別の歴史や現在の問題を取り上げ、平等の実現に向けた取り組みを考察するテーマ
●ジェンダー平等
女性の権利やLGBTQ+コミュニティの権利をテーマにし、性別に関わらず誰もが平等に扱われる社会の実現を目指す
●難民と移民の権利
難民や移民が直面する問題や、彼らの権利を守るための取り組みをテーマにする
●児童労働と子どもの権利
世界中の子どもたちが直面する問題や、彼らの基本的な権利を保護するための活動を考える
●環境と人権
環境問題と人権の関係性を探り、気候変動が人々の生活に与える影響をテーマにする
●表現の自由
報道の自由や表現の自由が脅かされている状況をテーマにし、これらの自由を守る重要性を考察する
●貧困と社会的公正
貧困が人権に与える影響や、社会的公正を実現するための取り組みを探るテーマ
●教育の権利
すべての人が教育を受ける権利を持つことの重要性をテーマにし、教育の機会均等を考える
●健康と医療の権利
すべての人が適切な医療を受ける権利を持つことの重要性をテーマにする
●障害者の権利
障害を持つ人々の権利をテーマにし、彼らが直面する障壁をなくすための取り組みを考える
これらのテーマは、あくまでも参考レベルです。
実際お問合せがくるお問合せは、更に細かく具体的なご相談を数多く受けますが、なかなかピンポイントで使用できる作品はそれほど多くないので、まずは大枠で可能な範囲の作品を選んでいきましょう。
テーマが具体的であればあるほど、参加者に深い洞察を提供し、人権についての意識を高めるための議論を促進することができます。
テーマに合った映画を選びます。映画は、人権問題についての理解を深めたり、参加者の関心を引くものであるべきです。ドキュメンタリー、フィクション、短編映画など、様々な形式を考慮することも重要です。
映画上映後に、専門家や活動家を招いてのディスカッションを行うと、テーマについての理解を深め、参加者が自分の考えを共有する機会を提供できます。
アクセスしやすく、参加者数に適した会場を選びます。また、上映設備や音響が整っていることも確認が必要です。
ターゲットとする参加者層に応じたプロモーション活動を行います。ソーシャルメディア、チラシ、メールニュースレターなど、さまざまな媒体を活用して情報を発信します。
上映会後にアンケートを実施し、参加者の感想や意見を収集します。また、関連する情報や次回のイベント情報をフォローアップメールで提供することで、参加者との関係を維持します。
映画の内容が参加者に与える影響を考慮し、トリガーワーニングや適切なコンテクストの提供を行います。
これらのポイントを押さえておくことで、効果的で意義深い人権映画の上映会を運営することができます。
本編:120分
出演:大泉洋、三浦春馬、高畑充希
【概要】
大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞受賞
「ブタがいた教室」の前田哲監督が描くヒューマンドラマ
実在の人物「鹿野靖明」さん、筋ジストロフィーという病にかかりながらも、夢をもち欲に素直に、人生を謳歌し、皆に愛された人間ドラマを描く作品
© 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
本編:113分
出演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子
【概要】
おいしい粒あんを作る元ハンセン病患者の女性が、差別を受けながらも尊厳を失わず生きようとする姿を描く人間ドラマ。
樹木希林が演じる謎の女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様を描く。
全国で今も映画上映会が展開される名作。
©2015映画「あん」製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/ZDF-ARTE
本編:114分
出演:嵐莉菜、奥平大兼、アラシ・カーフィザデー
【あらすじ】
クルド人の家族とともに故郷を逃れ、幼い頃から日本で育った17歳のサーリャ。
埼玉県の高校に通い、同世代の日本人と変わらない生活を送っている。
そんなある日、難民申請が不認定となり、一家が在留資格を失ったことでサーリャの日常は一変する。
在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた社会派ドラマ。
©2022『マイスモールランド』製作委員会
かがでしたでしょうか。
毎年行われている人権映画上映会。
様々な人が集う上映会です、
様々なテーマをみんなで話し合う大切な上映会です。
今後も全国各地で広がっていって欲しいですね。
是非素敵な会を主宰してください。
また、作品選定にお悩みのみなさま、是非お気軽に弊社の「映画上映会」スタッフへご相談ください。
弊社から権利元へ、正式に上映権利の許諾を取り、皆様に合うオススメ作品をご紹介させていただきます。
お気軽にお問合せください。
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