レジャーホテル業界の“次なる一手”を探る──関西で開催された第13回レジャーホテルエキスポ2025、その熱気と革新の現場を取材レポート
レジャーホテル業界が今、大きな転換点を迎えています。かつての“静かな存在”から一歩踏み出し、地域社会と共に歩む空間として、また多様化するニーズに応える柔軟なビジネスとして、業界は着実に進化を遂げつつあります。
そんな変化のうねりの中、2025年6月、「第13回レジャーホテルエキスポ2025」が関西で開催されました。SDGsを意識したアメニティの提案、安全性と快適性を両立させる空間設計、スマート内線システム、食とECの融合、口コミ解析やSNS活用による集客術、バックヤード改革による運営効率化まで──展示会場には、あらゆる課題に対する新しい解決策が持ち込まれ、出展者と来場者の間で活発な意見交換が行われていました。
編集部は本イベントに参加し、数多くの企業やホテル経営者たちにインタビューを実施。現場の熱量、サービスに込められた想い、導入の背景や反響、今後の展望など、紙面では伝えきれない“リアルな声”を拾い集めてきました。
本記事では、そのインタビュー内容を中心に、現場から見えてきたレジャーホテル業界の最新トレンドと、これからの可能性について、多角的にレポートしていきます。
2025.07.04