【あらすじ】

北海道の港町で漁師として暮らす善次は、長年疎遠だった一人息子・光雄をがんで亡くし、葬儀にも出ず四十九日を迎えようとしていた。そんなある日、光雄の妻・透子と、聴覚過敏を抱える自閉症の娘・美晴、そして妹の凛が突然訪ねてくる。気まずさを抱えながらも共に過ごす中で、善次は息子に向けられなかった想いと向き合い始める。 一方、美晴は守られた世界から外へ踏み出したいと願いながら、不安を感じると夢の世界に逃げ込んでしまう。小さな町の人々との出会いや、家族それぞれの内側にある痛みと希望を重ね合わせながら、3人は少しずつ新しい関係を築いていく。深い余韻を残す物語は映画上映会やD V D上映会にもぴったり。 家族の再生や心のケアを丁寧に描く作品なので、 シニア上映会／家族向け映画会／福祉関連イベント／男女共同参画イベント／人権啓発上映会／地域コミュニティの定期映画会／行政主催のこころの健康イベントなどにおすすめ。静かな感動を共有しやすく、幅広い世代に届けやすい一本。

監督名：渋谷悠
出演者：升毅、田中美里、日髙麻鈴
制作年：2025年　本編分数：123分
制作国：日本　配給会社名：ギグリーボックス（BBB）