いのちの朝

2025.11.27

武者小路実篤の小説『暁』を原作に、阿部豊監督が家族の再生と心の目覚めを丁寧に描いたドラマ。静かな日常の中にある“生きる意味”を問いかける物語で、映画上映会やD V D上映会でも選ばれやすい作品。

【あらすじ】

家庭の中に小さな溝が生まれ、家族それぞれが心に迷いを抱えていたある日、主人公はふとした出来事をきっかけに“生きることの意味”を深く考え始める。家族への感情、将来への不安、言葉にできない思い……。揺れる心と向き合いながら、少しずつ自分と家族を見つめ直していく姿が、静かなタッチで綴られていく。派手な展開こそないが、そのぶん人生や家族のあたたかさがじわりと胸に残る。人が希望を取り戻す瞬間を、美しい情緒とともに描いたホームドラマ。 “家族”“生き方”“優しさ”をテーマにしているため、 • シニア上映会向き • 地域の文化イベント • 人権イベント（家族の尊厳・生活の尊重） • 行政主催の映画上映会 • 落ち着いた作品を求める D V D上映会などにとても相性がいい作品。穏やかな内容で幅広い世代が鑑賞しやすい。

監督名：阿部豊　出演者：宇野重吉、高野由美、芦川いづみ
制作年： 1961年　本編分数： 68分
制作国：日本　配給会社名：日活